2019年2月18日月曜日

1/144 A-4EJ 航空護衛艦「かつらぎ」搭載機




1/144 A-4E 征途 大サトー 
1/144 A-4EJ 航空護衛艦「かつらぎ」搭載機 1968

エフトイズのA-4Gをリペイントして、仮想戦記「征途」(作者:佐藤大輔)に登場する海上自衛隊のA-4EJにしてみました。
塗装は、航空護衛艦「かつらぎ」に搭載された第11航空隊機という想定です。 

-----<<設  定>>-------------------
北海道戦争のドサクサで旧日本海軍航空母艦「葛城」の現役復帰が決定されたが、米国製艦上機の運用能力を付与する必要があったため、大規模な工事が必要であることが判明した。そのため、実際の再就役工事は北海道戦争停戦後にずれこむことになった。
実際、再就役工事は、主船体より上を引っ剥がして格納庫を一段化した上で、サイドエレベーターの設置、カタパルト装備などエセックス級のSCB-27A適用に準じた大規模なものとなったが、航空母艦「葛城」は航空護衛艦「かつらぎ」としてついに現役復帰を果たした。
再就役後の「かつらぎ」はF4U-1やA-1を運用しつつ、50年代後半の日本の艦隊航空を一人で背負っていたが、艦上機のジェット化が急速にすすむ時期であったため、早晩、退役か、再度の大規模改装かの決断を海上自衛隊に迫ることになった。海上自衛隊が下した決断は、艦上ジェット機の運用能力を「かつらぎ」に付与するために再度の大規模改修を行う、というものであった。
60年代に入り、フォレスタル級の配備で余力ができた米海軍はMSA協定に基づきエセックス級2隻を日本へ供与することを決定、我が国は供与された2隻を「あかぎ」「かが」と命名。この2隻は日本回航後、ただちにSCB-125に準じた改装を実施した後、自衛艦隊に加えられた。
「あかぎ」「かが」の再就役後、ようやく「かつらぎ」の近代化改装(SCB-125に準ずる)が開始され、66年に再就役。その直後、「かつらぎ」は「あかぎ」「かが」とともにベトナムへ派遣されることになったが船体規模の制約のため他の2隻とことなりA-4EJ、A-1HJのみを搭載することになる。
戦闘飛行隊を欠いた「かつらぎ」は主としてディキシー・ステーションから南ベトナム領内に対するCAS任務に従事した(※)。

 ※一方、F7U装備の戦闘飛行隊を搭載した「あかぎ」「かが」はヤンキー・ステーションに展開し、北ベトナム領内への北爆に投入された。

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史実の第11航空隊は S2F-1装備('61/09に第11飛行隊から改称。初代はTBM装備の第3飛行隊を改称した第11飛行隊で'58/09に解隊)でしたが、米国に機体領収にいった海自パイロットは空母での運用訓練まで受けたといいますから、#征途 世界では十番台の航空群とその隷下の十番台航空隊を母艦航空隊と設定しました。

デカールは、World Wide Aviation Decalのコーションと、Sweetの零戦21型用日の丸を流用、
尾翼マークと機体番号は自作しました。
また、尾翼マークの羽団扇は、葛城山高天坊からイメージしました。


■機体番号について
  海上自衛隊の航空機に関する訓令で機種ごとの機体番号や書体が定められています。
   参照) 海上自衛隊の使用する航空機の分類等及び塗粧標準等に 関する達

 で、歴代の海自装備機の機体番号を調べた結果、元々艦上攻撃機のTBM-2S/3Wが2340番台/2110番台だであり、2400番台が未使用らしいことからA-4は2400番台を付与しました。
機体番号は、機首に下2桁、垂直尾翼に4桁を表示するのが海自の塗粧標準ですのでA-4EJもそれに準じています。問題は海上自衛隊の機体番号の書体が独特なこと。比較的似ているフォントで自作しました。
 




1/144 A-4E 征途 大サトー 

1/144 A-4E 征途 大サトー 
尾翼の”11”は第11航空隊を示す。
また、部隊マークは羽団扇で、葛城高天坊(天狗)からイメージされた。

1/144 A-4E 征途 大サトー 

1/144 A-4E 征途 大サトー 

1/144 A-4E 征途 大サトー 

1/144 A-4E 征途 大サトー 

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