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2020年6月13日土曜日

DigiFi(デジファイ)付録アンプ DF1717用ケースの自作


先日、DF1516 USB-DAC用のケースをアクリル板で自作しましたが、今度はDigiFi No.17付録アンプの2台使った、DF1717用ケースを自作しました。 


DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
完成!DigiFi デジファイ No.17付録アンプを2台収納(DF1717)するアンプケース




ケースを作る前の、DF1717SPの姿は下図。
雑誌にはステレオ・パワーアンプ DF17が1個付録についていましたが、DF1717SP(スーパーバリュー4点セット)として購入すると、DF17x2個とケーブル類、ACアダプター、そしてDF17 2台分の幅をもったアクリル板が入手できます。
組み立てると、下の画像のように2台のDF17がピッタリくっついて1台のアンプになります。
これを格納するアンプケースを今回アクリル板で自作してみました。
デジファイ DigiFi DF1717 ケース 自作
DF1717 フロント


デジファイ DigiFi DF1717 ケース 自作
DF1717 リア




■制作手順
1.現物の寸法を測る。
2.ケース設計 
デジファイ DigiFi DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース加工図

3.材料を揃える。  2mm厚アクリル板 18x32cm
 0.5mmアルミ板
 バナナプラグ対応スピーカーターミナル
 平型端子メス 256型
 フックアップ・ワイヤー(Mogami2516)赤1m/黒1m
 アルミ化粧足 インシュレーター
 USB電源アダプター
 MicroUSB L字ケーブル(TAYPE-A<=>MicroUSB)
 電源延長ケーブル 1m
 プリント基板取付ブラケット (M3用ネジ穴 L字型)
 3Mネジ、ナット類

4.工作
 アクリル板・アルミ板はPカッターやカッターナイフで切れ目を入れて、パリン!と割りました。RCA端子穴やネジ穴はピンバイスで3mm径の穴を開けたあと、リーマーで拡張。


■完 成 2020年6月12日

デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース
フロントパネル(1)
DF17 2台を左右に分割配置して、中央にはUSB電源アダプターを搭載しました。
効果があるかはわかりませんが、USB電源アダプターはコの字型に曲げ加工した0.5mmアルミ板の中に配置しています。電源ノイズからのアンプ部遮蔽と、あわせて左右chの分離を図りました。



デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース
フロントパネル(2)

DF17は、フロント側に電源(MicroUSB端子)とアナログ入力がありますので、アンプケース内部のUSB電源アダプターから電源用USBケーブルを伸ばすことにしました。そのため、L型端子のMicroUSB変換ケーブルを使用しています。
デュアルモノラル構成なので、アナログRCA端子は、DF17それぞれ片側だけに入力します(L型プラグが刺さっている端子にDigiFi No.15、No.16付録からなる、USB-DAC ”DF1516”から入力します)。



デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース
リアパネル(2)
リアパネルに固定したスピーカーターミナルとDF17本体は、DF17のプッシュ式スピーカー端子からフックアップ・ワイヤーを使って接続しました。  



■感 想

完成後、早速DF1516と接続してハイレゾ音源を再生してみました(接続図は下図を参照)。
デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作

今回、スピーカーケーブルも新調したからか、はたまた電源系を変更したからか、アルミシールドで物理的に左右チャンネルをセパレートしたからか、音が良くなったような気がします(まぁ、スピーカーケーブル変更が聞いたんでしょうけれど)。 




2020年5月23日土曜日

DigiFi(デジファイ)付録 DF1516 USB対応DAコンバーター用のケース自作


DigiFi(デジファイ)付録 用アンプケースをアクリル板で自作しました。

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
デジファイのDF1516 USB対応DACと自作アクリルケース

書斎のメインPCのオーディオ系は、雑誌DigiFi の付録(No15 DDC+No16 DAC + No17 Amp x 2台)で マランツ LS-5A Speakerを駆動しています。
いままで、基板むき出しで使用してきましたが、思い立ってケースを自作することにしました。


最初に、DF1516 USB対応DAコンバーターのケースを自作しました。


■対象システムの紹介
ステレオサウンド社から発行されていた雑誌に ”DigiFi(デジファイ)”というものがありました(現在 休刊中)が、この雑誌にたびたび デジタル・オーディオ入門キットが付録としてついてきていました。
USB DAC 付デジタルパワーアンプとか、USB入力DDコンバーター、ハイレゾ対応DAコンバーターとかが雑誌付録について来るという画期的なことがありました。
で、わたしは書斎のメインパソコンのオーディオ用にこれらを使っていたというわけです。


DigiFi デジファイ付録 ケース 自作

No.15付録:DF15 USB入力DDコンバーター 
No.16付録:DF16 ハイレゾ対応DAコンバーター(96KHz/24-bit対応) 
No.17付録:DF17 ステレオパワーアンプ x2台(デュアルモノラル構成)
※実際は、DF1516SPDF1717SPという付録だけ集めたバリューパックの形で購入しました。

これらでマランツ LS-5Aという大昔の2ウェイコンパクトスピーカーを鳴らしています。



音源は、
・CDをリッピングしたFLACファイルをfoobar2000で再生した音声
・ダウンロード購入したハイレゾ音源をfoobar2000で再生した音声
・Youtube等の動画音声
・パソコン内蔵Blu-rayプレーヤーやPS3(古!)で再生したパッケージソフトの音声
になります。



■制作手順
1.現物の寸法を測る。
2.ケース設計 
DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
DF1516 フロントパネル/ボトムシャーシー加工図

3.材料を揃える。  2mm厚アクリル板 18x32cm
 3Mネジ、ナット類
 交換用ボリュウムノブ
 アルミ化粧足 インシュレーター
 トグルスイッチ
 ジャンパーケーブル
 プリント基板取付ブラケット (M3用ネジ穴 L字型)
4.工作
 アクリル板はPカッターで切れ目を入れて、パリン!と割りました。端子やボリューム、ネジ穴はピンバイスで3mm径の穴を開けたあと、リーマーで拡張しました。


■完 成 2020年5月23日 

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
ノートPCにつなぐとこんな感じ。
いつもは、この背面のアナログアウトをパワーアンプ DF17に入力していますが、トグルスイッチ右下の3.5mmステレオアウトにヘッドフォンをつなぐこともできます。
早速ノートPCとUSB接続して96K/24bitのハイレゾ楽曲を再生してみました。
向かって左に、D F15 DDコンバータが内蔵されています。DF15は、USB入力された信号をSPDIF信号に変換する基板です。
右側にはDF16 DAコンバータが位置しており、DF16は専用端子でDF15のデジタルアウトを入力したり、背面の同軸端子または光端子にデジタル入力に外部機器から入力することもできます。
で、同軸/光の入力切替はジャンパーピン方式だったので、今回、フロントパネルにトグルスイッチをとりつけました。



DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
左側のLEDは、USB入力されたデジタル信号の種類を表示しています。
左4つがサンプリング周波数44.1/48/88.2/96 KHz、右2つがビットレート16/24 bit。写真は 入力が96KHz/24bitであることをしめしています。

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
2mm厚アクリル板を使ったこと、加工精度が悪いことから天板とシャーシが反ってしまいました。
本来、DF1516のシャーシとなる一枚物のアクリル板とインシュレータ取り付け用ナットが干渉したため、アクリル板をDF1516の天板位置に移動させています。
これにより、DF15-DF16間専用コネクターに無理な力がかかることを防いでいるつもり。



さぁ、つぎはDF1717(パワーアンプ)のケースを作らなきゃ。

2020年2月22日土曜日

マイクロエース(旧 エルエス) 1/144 F-14A「ゼロ・キラー」


F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14A VF-84 / AJ202 ”ゼロ・キラー” 
F-14A-95-GR / BuNo.160401

2020/03の映画「ファイナル・カウント・ダウン」 Blu-ray発売を記念して、VF-84のF-14A AJ202を作ります。下2枚の画像がモデルです。


映画「ファイナル・カウント・ダウン」よりAJ202
垂直尾翼のモデックスナンバーが未記入に見えます。
あと、グローブベーン収納部下面のECMアンテナはなし(Revellのキットにあるやつ)。

映画「ファイナル・カウント・ダウン」のエンドロールより。
インテーク上面のグレー帯が左側だけですね。


■製作の様子

元キットは、マイクロエースの「F-14B VF-103”JOLLY ROGERS LAST CRUISE”」。
これは、旧エルエスのF-14Aに B型改造パーツ(チンポッド、エンジン・ノズル)、追加パーツ(ドロップ・タンク、パイロン、ランチャー)、カルトグラフデカールを同梱した3機セット商品です。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
元キットの「F-14B VF-103”JOLLY ROGERS LAST CRUISE”」と、付属するB型用パーツ

このキットをベースにA型として製作、デカールはアシタのデカールの”ゼロ・キラー 1941”と
元キットの一部を流用しました。
武装の、AIM-54x2、AIM-7Fx2、AIM-9Lx2は旧エルエスのAIRCRAFT WEAPONS NO.2から。



旧エルエスのF-14はコクピットがガランドウなので、RevellのF-14Aからコクピット関連諸々を”おゆまる”でコピーしました。写真にはありませんが、AIM-54ランチャーもコピー。


F-14 VF-84 1/144 トムキャット
”おゆまる”でコピーしたコクピット、シート


で、コクピットの計器盤もRevellのデカールをコピーを元に、ミラクルデカールで自作。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
ミラクルデカールでコピーを元にメリハリ強調した計器盤デカール。



おゆまるコピーしたコクピット、計器盤を元キットの機首に組み込んだ状態。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
コクピットのコピーパーツを組み込んだところ。


いよいよ、機首部分を胴体に接着したところ。ドラ猫っぽくなってきました。
主翼は後ハメ加工したので、すでに胴体上下も接着済みです。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
機首と胴体を接着した様子



基本塗装を行います。最初に下面やスタビライザー、主翼動翼部をC316 ホワイトFS17815、下面等をマスキングして上面をC315 グレーFS16440、でアンチグレア、翼前縁のシルバーを塗装。
その後、クリアーを吹き墨入れをしました。ハイビジ時代なのであまり汚れに見えないように。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
各部の基本塗装が終わり、クリアを吹いた後、スミ入れまで完了。
主翼は後ハメ加工してある。



機首ピトー管を追加した後、垂直尾翼や脚を取り付ける前にデカールを貼りました。
そもそも、垂直尾翼のデカールも胴体接着前のほうが貼りやすいので。
機首ピトー管は、外径0.5mm/内径0.3mmの真鍮パイプに外径0.3mmの金属線を通して作りました。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
大きなデカールを貼り終わった状態。
機首ピトー管は外径0.5mm/内径0.3mmの真鍮パイプと外径0.3mmの金属線の組み合わせです。 

F-14 VF-84 1/144 トムキャット



ここらで、パイロットを作ります。
ジオラマ用の汎用フィギュアセットから元になりそうな坐像をもってきて作りました。
前席パイロットは脚が入らなかったので膝あたりでカット。2体とも右腕は金属線を芯にパテ、瞬着で作りました。
酸素ホースをアーティストワイヤー0.2mmで作ってみました。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
パイロット 2体と元になった汎用フィギュア。
真ん中が前席パイロットで左を見つつ敬礼しているポーズ。
左端は後席RIOで右側をみつつ右手で計器盤上部を掴んでいるポーズ。






パイロット2体をコクピットに座らせて、フェイス・カーテン・ハンドルをシートに追加した状態。フェイス・カーテン・ハンドルは0.2mmのアクセサリーワイヤーで作りました。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
前席パイロットは機体左側に向かって敬礼、RIOは右側に顔を向けています。


吊るしものは、映画「ファイナル・カウント・ダウン」の登場シーンに合わせてAIM-54x2。AIM-7Fx2、AIM-9Lx2をウエポンセットから用意。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
ミサイルの識別帯はフリーハンドで筆塗りしたのでアップにできません。




■完成!

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144


F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144
機首ピトー管、右側面のプローブも作ってみました。あと、時代ゆえ、全体的にパネル・ラインが少なくて寂しかったので、
胴体後部背面を中心にモールドを追加してます。

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144
機首両側面のプローブが追加してあります。

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144
エンジン・ノズルのエッジが分厚いママです。

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144
コクピットをRevellからコピーしたので元キットにはなかったノーズ・ギヤ収納部が追加できました。