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2012年11月15日木曜日

宇宙戦艦ヤマト 地球はなぜ降伏を選択しないのか?

大日本帝国ですら、降伏を選択したのに、何故未来の地球は降服しなかったんでしょうね? 
勝てないことが明確になってから休戦を申し入れてもガミラスに無視されたのだろうか?

2199の場合、シュルツの述懐があるので、どう考えても地球側に降伏の意思がないようだ。
あれさえなければ、交渉チャンスは緒戦時の一度だけだった、と理解することも可能になってくるのだが。

この疑問は、旧作、2199共通のものです。
旧作のナレーションも「絶滅か奴隷かを求め情け容赦のない攻撃繰り返している」となっている。
滅亡が目前に迫っても降伏(すなわち奴隷化)をよしとせず、抵抗を続けているということだ。
独立を失うどころではなく、種としての地球人類が絶滅しようというのに抵抗を続けることが、果たして正しい判断なのか?沖田さんが言ったように「今日の屈辱に耐える」ことで捲土重来の機会もあろうというもの。そこまで、地球人が馬鹿だと思いたくない。

やはり、設定としては、ただ絶滅させるために遊星爆弾攻撃を仕掛けてきた、でよかったと思う。
相手の目的が地球人類を滅ぼすことなら、地球は徹底抗戦しか選べない。ってか、手をあげても発砲は止まらないので、滅亡の日まで戦いが続いているということです。それなら、理解できます。
もっとも、その場合、冥王星沖海戦で「地球艦隊につぐ、直ちに降伏せよ」という降伏勧告もなく、したがって、沖田さんのあの「バカめ」のセリフもなくなりますが(^_^;)


ただし、いずれにしても、種としての地球人を絶滅させる合理性はないので、
「悪逆非道な宇宙人が攻め寄せてきて、地球人の絶滅を目標に情け容赦のない攻撃を続けている」という設定以外できません。
無理に設定するなら「捕虜はとるな」と同じ理由。生かしておくと、面倒見る手間がかかる。地球人の労働力を欲していないなら、片付けてしまったほうが手間いらずです。


'74年版当時は、先の大戦で降伏したことを潔しとしないメンタリティが存在していたのであろうか?








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