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2021年8月22日日曜日

PCオーディオ入門期 ~ TW-S7から DigiFi DF1516 + DF1717 まで

 


■経 緯

◇PCオーディオ前夜(ノートパソコン時代)  

ノートPC内蔵スピーカーからZ305へ  

自宅パソコンは、長らくノートパソコン、それもPanasonic レッツノート一択で、いろいろなモデルを使ってきました。しかし、最初はパソコンで音楽を聴くなんてこともなく、せいぜいネット動画の音声が聞き取れればよい、というくらいの考えでした。

それでも、ノートパソコンの内蔵スピーカーは音量が小さすぎて話にならないので、Logicoolの Z305を愛用していました。

Z305は、USB接続(バスパワー&音声入力)でノートパソコンのモニター部にクリップオンできるスグレモノでした。音声的にも(用途的に)問題ないスグレモノでした。

難点は、その構造上音が左右に放射されるので正面ではセンターの音が弱くなってしまうことです。

Logicool Z305
Logicool Z305(画像は拾い物で、ノートPCはレッツノートではありません)

□Logicool Z305スペック
 再生周波数   150Hz ~ 20KHz
 入力      USB(電源共用)
 幅x高さx奥行き 324x40.3x41.8 mm
 重量     234 g




◇PCオーディオ黎明期 

TW-S7の購入  2010年10月

Logicool Z305は、これはこれで、値段の割に非常に好ましい音を出してくれていて、Youtubeあたりの動画を視聴するくらいなら特段不満もなかったのですが、CDをリッピングしてPCで聴くことが増えてくると、先に書いた難点が気になってきます。もう少しオーディオっぽく正面から音を浴びたいなぁ、と欲がでてきました。

そんなとき、雑誌HiVi 2010年5月号で Olasonic TW-S7が紹介されており、「これ、いいんじゃね?」と迷うこと約半年、結局、2010年10月下旬に注文、30日に届いたのでした。

Olasonic TW-S7 の何が良かったかというと、
Z305同様、USB接続だったことが大きかったように思います。バスパワー対応というだけでなく、デジタル・オーディオ信号の入力をかねていたこと、これが大事。
つまり、USB-DAC内蔵アクティブスピーカーだったことですね。

パソコン用アクティブスピーカーはアナログ入力製品も多くありますが、TW-S7はUSB-DAC内蔵(TI製 PCM2704)ですから、パソコンのアナログ音声を聴く悪夢から開放してくれるわけです。

 ※Olasonic TW-S7 
   アンプ:TPA3110D2 + DAC:PCM2704
   対応音声:PCM 48KHz-16bit(USB)

Olasonic TW-S7

□Olasonic TW-S7スペック
 再生周波数   60Hz ~ 20KHz
 入力      USB(電源共用)
 幅x高さx奥行き 
108x141x108 mm
 重量     950 g

◇DigiFi No.7付録アンプ  2012年8月購入

パソコン音声の再生環境としては、TW-S7に不満もなく愛用していたんですけれど、あるとき雑誌DigiFi(デジファイ)にOlasonicさん謹製のDAC内蔵デジタルアンプが付録として付くってはなしを聞きました。

なんか、TW-S7とほぼ同じ基板を使ったアンプだそうで、そうすると、手持ちのスピーカーとかいろいろ試せるじゃん!と思ってしまいました。

オーディオのどこをいじると一番音が変化するかって言うと、されは電気信号を音に変換している場所、スピーカーに決まっているわけですから、ひょっとすると、狭いパソコンデスク上ではありながらもっと良い音を楽しめるかもしれない!と思ったのです。


ということで、早速DigiFi(デジファイ)No.7を注文し、クローゼットから昔使っていたマランツ LS-5Aを引っ張り出したのでした。
とりあえず手持ちのスピーカーを使って見るわけです。

ちなみに、オーディオ系ICは、TW-S7と同じです。

 アンプ:TPA3110D2 + DAC:PCM2704
 アンプ部:最大出力 10W+10W(8Ω)
 DAC部 
:PCM 48KHz-16bit(USB)
 電源部 :5V(バスパワー)


DigiFi No.7付録のDAC内蔵デジタルアンプ
DigiFi No.7付録のDAC内蔵デジタルアンプ



Marantz LS-5A
Marantz LS-5A 1988年発売(?)
1990年にSONY TA-E1000ESDと一緒にリアチャンネル用に購入しました。

□Marantz LS-5A 

 方式        2ウェイ・密閉方式・ブックシェルフ型
 使用ユニット    低域用:10cmコーン型
           高域用:2.5cmドーム型
 インピーダンス   6Ω
 再生周波数帯域   80Hz~22000Hz
 出力音圧レベル   84dB/W/m
 クロスオーバー周波数2000Hz
 外形寸法      幅128x高さ204x奥行121mm
 重量        1.8kg






◇DigiFi No.15付録DDC+No.16付録DAC+No.17付録アンプ+LS-5A

そうこうするうちに、世の中にハイレゾなるものが登場したこともあり、CD音質とどれくらい違うのか試してみたい欲求が強まりました。残念ながら、TW-S7/DigiFi No.7付録デジタルアンプのデジタル入力は48KHz/16bit までですから、ハイレゾ音源を入手しても、ほぼほぼCD音質で再生される、ということになります。


ということで、比較的安価にハイレゾ体験をしたいと思っていたところ、雑誌 DigiFi No.15、No.16、No.17の3号連続企画があったことを後日しって、慌てて購入した、というわけでした。


-DigiFi付録によるハイレゾ対応システム

No.15付録:DF15 USB入力DDコンバーター 
No.16付録:DF16 ハイレゾ対応DAコンバーター(96KHz/24-bit対応) 
No.17付録:DF17 ステレオパワーアンプ x2台(デュアルモノラル構成)
そして、スピーカーはマランツ LS-5A


DigiFi付録 デジファイ付録 DF1516
DF1516 (No.15のDDCとNo.16のDAC)

DigiFi付録 デジファイ付録 DF1717
DF1717(No.17のアンプ2基とUSB電源アダプターを内蔵式に)



DigiFi付録によるハイレゾ対応システム接続図
DigiFi付録によるハイレゾ対応システム接続図


このあたりは、過去投稿を参照ください。

DigiFi(デジファイ)付録 DF1516 USB対応DAコンバーター用のケース自作

DigiFi(デジファイ)付録アンプ DF1717用ケースの自作









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