TVシリーズもヒジョーに良かったが、劇場版もすばらしい出来!
2015年11月21日から公開開始してすでに半年公開継続中!5月27日のBlu-ray/DVD発売を記念して再上映開始する劇場も出ている。
かくいう小生も、通常版で2回、4DXで2回観賞したが、うち1回はBD到着、鑑賞後再び劇場に足をはこんだ。それくらい、素晴らしい。
TV版もそうだったが、劇場版も繰り返し見たいシーンてんこ盛り。角谷会長じゃないが、まさに
「燃えるねぇー!」
の展開が随所にある。
最近、気になっている「燃える」シーンは、サンダース大付属の面々が、C-5Mスーパーギャラクシーで救援に駆けつけたり、仮の住処に8輌の戦車をLAPESで低空空中投下するシーン。最大積載重量122tのC-5Mに200tも積んで不整地から飛ばしたり、LAPESしたり、燃えるー。
注)C-5の積載量(C-5Bの場合)
空虚重量:170.0t
最大離陸重量:381.0t
最大搭載量:122.472t (サンダース大向けC-5Mは 180t)
積載量:349t(769,000lb)
搭載燃料:193,620L(比重 0.8398 kg/L換算で 162,602kg)
最大離陸重量 381t - ( 空虚重量 170t + 大洗の8輌:約208t ) = 約3t
ケイ、ナオミ、アリサの体重を無視しても燃料 + 潤滑油 ほかで3tも積めない。
サンダースのC-5Mは、設定上、翼内タンクを減らし(空虚重量の削減で)最大搭載量を
180tに強化してあるらしい。
設定では触れていないが、おそらく、主翼取付部の構造強化も行ったはず。
そもそも、C-5M持ってるとか、サンダース大ってどんな学校だよ!
サンダース大付属の面々、あの腕前ならMAC(いまはAMCか)で食っていけるよね。
ていうか、最大積載量超えの大型輸送機で不整地離着陸やったり、超低空空中投下をC-5でやるなんざ、どんな高校生だよ!?
劇場で見て、スゲー!と思ってましたが、BDのオーディオコメンタリーを聞いて、妄想が膨らむ膨らむ。C-5Mに大洗の戦車8輌全部を搭載することは、スペース的に可能だそうですが、どうやって最大積載量超えで飛ばしたかの説明まで聞くと、妄想が止まりません。
作品中で描かれなかったC-5Mを飛ばすまでや、離陸するC-5Mの操縦席であったろうケイ、ナオミ、アリサの会話を想像して滾ってしまいました...
========<<以下 妄想>>=======================
<サンダース大付属高校のどっか>
突然、着信音がなり始めるスマホ。
電話にでるケイ
「Hello!」
「ああ、ダージリン。コングラチュレーション!聞いたわよ、勝ったんだって?」
「うちのアレを貸せ?ああ、ギャラクシーね。
大洗の戦車を?全部? 8輌全部だと、えーと、200t超え?
内緒で?えっ、今夜中?
随分急な話じゃない、えっ、廃校? 明日 退艦?」
ケイとダージリンの会話を聞いていたナオミ、テーブルの上のものを床に叩き落とすと、
チャートを広げ真剣な表情で覗き込みながら、アリサを手招きして何事かを囁く。
アリサはどっかから分厚い本(Jane's AFV 年鑑?ライバル校データ・ブック?)を持ってきてパラパラページを捲り、”計算尺”でなにか計算繰り返した挙句、頭を抱えている。
「 じゃあ、あれこれ悩んでる時間ないわね。
ちょっと、待ってて。
ねぇ、ナオミ、アリサ、いける?」
二人の様子を横目で伺っていたケイが、尋ねる。
アリサの手元を覗き込みながら、「大丈夫、なんとかします、マム!」
「ちょっと、ナオミあんた何いってんの!?」
「頼んだわよ、ロードマスタ-」
「ダージリン、OKだって!任せといて。アンジーによろしく言っといて!」
「ナオミっ、燃料トコトン減らすしかないからね!
離陸前からビンゴフューエル下回っちゃうんだから!
隊長、隊長のコネで大学輸送航空団からKC-10借りだしてください! 2機ですよ、2機!」
<大洗女子学園 生徒会長室>
「この椅子も持ってくぞー」と叫ぶ会長。
と、ポケットからスマホを取り出し、
「はい、角谷... あぁ、聖グロの。えっ、なんでもう知ってるの?随分早耳だねぇ。
あぁ、そうか文科省にも紅茶好きなモグラ飼ってたてことかぁ。」
「えっ、サンダースのC-5M?なにそれ?うん、うん、ETA 2030?1時間しかないじゃない!
わかった、うんなんとかする。悪いねぇ、恩に着るよ。じゃ」
「かーしま!」
「はい、会長。」
「風紀委員全員、非常呼集!」
<大洗女子学園 グランド>
「飛べるのかしら?」
<C-5M操縦席>
通信機から河嶋の声が流れている
「Saunders 01, wind 030 at 10. cleared for take off.」
緊張した面持ちのケイ、ナオミ、アリサ。
「アリサ、チェックOK?」
「オールOK、行けます!」
「さて、ナオミ、腕の見せどころね!」
一瞬目を閉じて、深呼吸するケイ。と同時に
「行くわよ!」
「Yes,マム」という声と同時に、スラストレバーを押しこむ。急激に高まるエンジン音。
ケイ 「Go!」
ブレーキを解除し滑走を開始するスーパーギャラクシー!
=============<<妄想 終わり>>======================
くぅ~、見たい!!