2020年5月23日土曜日

DigiFi(デジファイ)付録 DF1516 USB対応DAコンバーター用のケース自作


DigiFi(デジファイ)付録 用アンプケースをアクリル板で自作しました。

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
デジファイのDF1516 USB対応DACと自作アクリルケース

書斎のメインPCのオーディオ系は、雑誌DigiFi の付録(No15 DDC+No16 DAC + No17 Amp x 2台)で マランツ LS-5A Speakerを駆動しています。
いままで、基板むき出しで使用してきましたが、思い立ってケースを自作することにしました。


最初に、DF1516 USB対応DAコンバーターのケースを自作しました。


■対象システムの紹介
ステレオサウンド社から発行されていた雑誌に ”DigiFi(デジファイ)”というものがありました(現在 休刊中)が、この雑誌にたびたび デジタル・オーディオ入門キットが付録としてついてきていました。
USB DAC 付デジタルパワーアンプとか、USB入力DDコンバーター、ハイレゾ対応DAコンバーターとかが雑誌付録について来るという画期的なことがありました。
で、わたしは書斎のメインパソコンのオーディオ用にこれらを使っていたというわけです。


DigiFi デジファイ付録 ケース 自作

No.15付録:DF15 USB入力DDコンバーター 
No.16付録:DF16 ハイレゾ対応DAコンバーター(96KHz/24-bit対応) 
No.17付録:DF17 ステレオパワーアンプ x2台(デュアルモノラル構成)
※実際は、DF1516SPDF1717SPという付録だけ集めたバリューパックの形で購入しました。

これらでマランツ LS-5Aという大昔の2ウェイコンパクトスピーカーを鳴らしています。



音源は、
・CDをリッピングしたFLACファイルをfoobar2000で再生した音声
・ダウンロード購入したハイレゾ音源をfoobar2000で再生した音声
・Youtube等の動画音声
・パソコン内蔵Blu-rayプレーヤーやPS3(古!)で再生したパッケージソフトの音声
になります。



■制作手順
1.現物の寸法を測る。
2.ケース設計 
DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
DF1516 フロントパネル/ボトムシャーシー加工図

3.材料を揃える。  2mm厚アクリル板 18x32cm
 3Mネジ、ナット類
 交換用ボリュウムノブ
 アルミ化粧足 インシュレーター
 トグルスイッチ
 ジャンパーケーブル
 プリント基板取付ブラケット (M3用ネジ穴 L字型)
4.工作
 アクリル板はPカッターで切れ目を入れて、パリン!と割りました。端子やボリューム、ネジ穴はピンバイスで3mm径の穴を開けたあと、リーマーで拡張しました。


■完 成 2020年5月23日 

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
ノートPCにつなぐとこんな感じ。
いつもは、この背面のアナログアウトをパワーアンプ DF17に入力していますが、トグルスイッチ右下の3.5mmステレオアウトにヘッドフォンをつなぐこともできます。
早速ノートPCとUSB接続して96K/24bitのハイレゾ楽曲を再生してみました。
向かって左に、D F15 DDコンバータが内蔵されています。DF15は、USB入力された信号をSPDIF信号に変換する基板です。
右側にはDF16 DAコンバータが位置しており、DF16は専用端子でDF15のデジタルアウトを入力したり、背面の同軸端子または光端子にデジタル入力に外部機器から入力することもできます。
で、同軸/光の入力切替はジャンパーピン方式だったので、今回、フロントパネルにトグルスイッチをとりつけました。



DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
左側のLEDは、USB入力されたデジタル信号の種類を表示しています。
左4つがサンプリング周波数44.1/48/88.2/96 KHz、右2つがビットレート16/24 bit。写真は 入力が96KHz/24bitであることをしめしています。

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
2mm厚アクリル板を使ったこと、加工精度が悪いことから天板とシャーシが反ってしまいました。
本来、DF1516のシャーシとなる一枚物のアクリル板とインシュレータ取り付け用ナットが干渉したため、アクリル板をDF1516の天板位置に移動させています。
これにより、DF15-DF16間専用コネクターに無理な力がかかることを防いでいるつもり。



さぁ、つぎはDF1717(パワーアンプ)のケースを作らなきゃ。