2016年6月4日土曜日

#ガルパンはいいぞ 劇場版のサンダース空輸航空団


TVシリーズもヒジョーに良かったが、劇場版もすばらしい出来!
2015年11月21日から公開開始してすでに半年公開継続中!5月27日のBlu-ray/DVD発売を記念して再上映開始する劇場も出ている。
かくいう小生も、通常版で2回、4DXで2回観賞したが、うち1回はBD到着、鑑賞後再び劇場に足をはこんだ。それくらい、素晴らしい。

TV版もそうだったが、劇場版も繰り返し見たいシーンてんこ盛り。角谷会長じゃないが、まさに
「燃えるねぇー!」
の展開が随所にある。


最近、気になっている「燃える」シーンは、サンダース大付属の面々が、C-5Mスーパーギャラクシーで救援に駆けつけたり、仮の住処に8輌の戦車をLAPESで低空空中投下するシーン。最大積載重量122tのC-5Mに200tも積んで不整地から飛ばしたり、LAPESしたり、燃えるー。  

  注)C-5の積載量(C-5Bの場合)
     空虚重量:170.0t
     最大離陸重量:381.0t
     最大搭載量:122.472t   (サンダース大向けC-5Mは 180t)

     積載量:349t(769,000lb) 
     搭載燃料:193,620L(比重 0.8398 kg/L換算で 162,602kg

   最大離陸重量 381t - ( 空虚重量 170t + 大洗の8輌:約208t ) = 約3t
   ケイ、ナオミ、アリサの体重を無視しても燃料 + 潤滑油 ほかで3tも積めない。
   サンダースのC-5Mは、設定上、翼内タンクを減らし(空虚重量の削減で)最大搭載量を
   180tに強化してあるらしい。
   設定では触れていないが、おそらく、主翼取付部の構造強化も行ったはず。




そもそも、C-5M持ってるとか、サンダース大ってどんな学校だよ!
サンダース大付属の面々、あの腕前ならMAC(いまはAMCか)で食っていけるよね。
ていうか、最大積載量超えの大型輸送機で不整地離着陸やったり、超低空空中投下をC-5でやるなんざ、どんな高校生だよ!? 

劇場で見て、スゲー!と思ってましたが、BDのオーディオコメンタリーを聞いて、妄想が膨らむ膨らむ。C-5Mに大洗の戦車8輌全部を搭載することは、スペース的に可能だそうですが、どうやって最大積載量超えで飛ばしたかの説明まで聞くと、妄想が止まりません。
作品中で描かれなかったC-5Mを飛ばすまでや、離陸するC-5Mの操縦席であったろうケイ、ナオミ、アリサの会話を想像して滾ってしまいました...



========<<以下 妄想>>=======================

<サンダース大付属高校のどっか>
突然、着信音がなり始めるスマホ。
電話にでるケイ
「Hello!」
「わたくし。今回のエクシビション、ご一緒できなくて残念だったわ。」
「ああ、ダージリン。コングラチュレーション!聞いたわよ、勝ったんだって?」
「ありがとう、ケイ。申し訳けないけど、ゆっくりお話する時間がないの。
 ケイ、貴女のところのアレで大洗の戦車を内緒で運び出せないかしら?今夜中に!」
「うちのアレを貸せ?ああ、ギャラクシーね。
 大洗の戦車を?全部? 8輌全部だと、えーと、200t超え?
 内緒で?えっ、今夜中?
  随分急な話じゃない、えっ、廃校? 明日 退艦?」

ケイとダージリンの会話を聞いていたナオミ、テーブルの上のものを床に叩き落とすと、
チャートを広げ真剣な表情で覗き込みながら、アリサを手招きして何事かを囁く。
アリサはどっかから分厚い本(Jane's AFV 年鑑?ライバル校データ・ブック?)を持ってきてパラパラページを捲り、”計算尺”でなにか計算繰り返した挙句、頭を抱えている。


「 じゃあ、あれこれ悩んでる時間ないわね。
 ちょっと、待ってて。
 ねぇ、ナオミ、アリサ、いける?」

二人の様子を横目で伺っていたケイが、尋ねる。

アリサの手元を覗き込みながら、「大丈夫、なんとかします、マム!」

「ちょっと、ナオミあんた何いってんの!?」

「頼んだわよ、ロードマスタ-」

「ダージリン、OKだって!任せといて。アンジーによろしく言っといて!」

「ナオミっ、燃料トコトン減らすしかないからね! 
 離陸前からビンゴフューエル下回っちゃうんだから!
 隊長、隊長のコネで大学輸送航空団からKC-10借りだしてください! 2機ですよ、2機!」




<大洗女子学園 生徒会長室>

「この椅子も持ってくぞー」と叫ぶ会長。

と、ポケットからスマホを取り出し、
「はい、角谷... あぁ、聖グロの。えっ、なんでもう知ってるの?随分早耳だねぇ。
 あぁ、そうか文科省にも紅茶好きなモグラ飼ってたてことかぁ。」

「えっ、サンダースのC-5M?なにそれ?うん、うん、ETA 2030?1時間しかないじゃない!
 わかった、うんなんとかする。悪いねぇ、恩に着るよ。じゃ」

「かーしま!」

「はい、会長。」

「風紀委員全員、非常呼集!」





<大洗女子学園 グランド>

「飛べるのかしら?」


<C-5M操縦席> 


通信機から河嶋の声が流れている
「Saunders 01, wind 030 at 10. cleared for take off.


緊張した面持ちのケイ、ナオミ、アリサ。

「アリサ、チェックOK?」
「オールOK、行けます!」
「さて、ナオミ、腕の見せどころね!」

一瞬目を閉じて、深呼吸するケイ。と同時に
「行くわよ!」
「Yes,マム」という声と同時に、スラストレバーを押しこむ急激に高まるエンジン音。

ケイ 「Go!」

ブレーキを解除し滑走を開始するスーパーギャラクシー!



=============<<妄想 終わり>>======================


くぅ~、見たい!!