2017年6月28日水曜日

宇宙戦艦ヤマト2202 第二章 鑑賞メモ




古代が月面まで苦労して出かけにゃならん必要性も理解できんが、時間断層にノーチェックで入り込めたのはもっとわけわからん。せめてガミラス大使館でID発行してガ人のふりをするとかしろよ。それともわざわざ描写せんでもわかれと?



ヤマト乗組員の行動を反乱として(いやその通りなんだけど)断固鎮圧を主張する芹澤、近代まれに見る「おまいう」事案である。


「さらば」ではそれほど気にならなかい展開だったが、2202での古代、他の乗組員には「危険な航海」「反乱」への参加を求めながら、婚約者の雪には残れという。私情を交えすぎ。福井さん、わざとやってるの? 


古代ってば、イスカンダルへの航海を成功させてから3年、未だに一尉だったのね。2199での一尉は野戦任官、帰還とともに元の三尉に戻り、その後、イスカンダル航海の功績で再度一尉に昇級したとか?で、「ゆうぎり」艦長を一尉のままやってるのってどういう理由? 

#yamato2202 第二章で唯一うるっとしたのは、加藤夫妻のシーンでした、はい。

鑑賞中に泣いた回数って、いまのところ圧倒的に2199のほうが多い。


文民だったはずの藤堂さんが"挙手の敬礼"で、ヤマト乗組員が旧ヤマト式(民間人の敬礼)ってどうよ? 


コスモタイガーIIのK-パースって、斜め前方からシーンけでいいじゃないですか? 側面形を変えてみせるのはおかしいでしょうが。


西条さん、配置につくときくらい髪はまとめるか留めなさいよ。
2199から気になってるんだが、戦闘中に髪を気にするってどうよ。



古代は、なぜ月面まで行かねばならなかったのか?
ワケわからんのだけど。二章冒頭10分をみたかぎり読み取れぬ。

宇宙戦艦ヤマト2202 第一章 鑑賞メモ




ヤマト2202って、メカの設定やデザインはディテールアップに力を注いでるのに政軍関係や組織とか考察してなさそう。言葉遣いも「前衛武装宇宙艦」とか「統括司令」とか意味不明な造語で中二病的。バランス悪すぎではないか?


敬礼は旧作に戻してるし、あいかわらず主人公たちは反乱起こすしで、テンション下がりまくり。
救いは劇伴か... 


山南さんてば、大戦艦が機関を再始動してから射撃準備命令を発してたな。「新たなる旅立ち」の南部に負けてる。


古代を監視していた連中って何者で、どんな命令を受けてたんだろ?地下司令部跡では、古代の車の至近まで来ちゃうような素人ぶりを発揮し、その後拳銃を構えて捜索してるのは、射殺許可を受けてるみたいだし。発見したら発砲したんかね?


#ヤマト2202 で芹澤に「一艦長の口約束」「条約ではない」と言わせているが、これは2202スタッフによる歴史改変ではないか?せめて「遺憾ながら、批准手続きで否決され発効しなかった」「それは地・イ和親条約でも合意済みの手続きである」くらい言えよ、と。 

南部が「どんな茶番だよ!」と激怒していたのは、最初からアンドロメダを投入しなかったことに対してなら理解できる。地・ガ艦隊の損害を局限でき多くの人命を失わずに済んだに!! という怒りなら。 
でも波動砲艦隊構想には反対してるんだよねぇ。


承前) 復興途上の地球では”輸送艦隊”という名の国策企業でもあるのか?
アエロフロートみたいなのりで名付けられた組織だったりして。

芹澤=真崎甚三郎説を思い付いたが、真崎は無罪でも予備役編入になってるんだよなぁ。
おまけに、真崎黒幕説は最近否定されてるし。一方の芹澤は黒幕確定だからなぁ。ちゃんと説明してくれルんだよね。

福井さんが古代たちの口を借りて訴えたいのって、日米安保反対、駆け付け警護反対で、周辺事態法反対で、一国平和主義だったりして。
まさかね。


雪の「この3年間の答えなんですか?」って、波動砲使用のこと批判してのものなんでしょうね。でも、波動砲使わなかったらガミラス艦隊だけでなく地球艦隊も壊滅しる。古代を含めて一体何人が戦死することになるか。それでも使ったのは間違いだったと?


”ガイゼンガン兵器群"って、やっぱり今後のキーワードなんだろうか?


さらに、「ゆうなぎ」はいつの間に、どうやって、なぜ1隻で敵艦隊まっただ中に突入したのか?一応、金剛改型宇宙戦艦って、地球側の主力艦なんじゃないの?主力艦が護衛もなしに突撃してるなんて... 



2199では艦隊戦は地ガ双方が単縦陣を基本にした陣形で同航戦を戦っていたが、2202はおよそ陣形を組んでるように見えなんだ。ガトの駆逐艦は五月雨に突撃してくるし。 


そもそも2199のころは、地球に統一政体も立法府もないんだから、1対1での条約は無理筋。仮に地球に統一政体があっても批准が必要なのは現在と同じではないか?
2199のシナリオの無茶さが(^_^;) よほど続編がいやだったんだな。


森雪の配置、チーフ・ナビゲーターっていったいなに?
で、同配置に桐生美影って、彼女、言語学の専門家だったような。西条未来なら解かるんだけど。そうか、未来では専門職種をガンガン変えられるような教育方法が実現してるんですね、きっと。



月面のガミラス大使館ってデカすぎないか?おまけに、対テロ用という触れ込みの防御施設・防空UAVとか、ガミラス側が持ち込んでるし。あれは租借地なんだな。ロシアの旅順要塞みたいな。講和条約で領土割譲の代わりに租借地あげたんだな。


#yamato2202 の新生ガ艦隊は TF38。米海軍のハルゼー艦隊名を元ネタだろうが、2199では宇宙艦隊編制名は陸式だった。歴史的に海軍がなかったか陸軍の河川舟艇部隊が発祥という”設定”かと思ってた。ヤマト戦の影響で、ガ軍内では大幅な軍改革でもあったのか?


しかし、古代君は制帽似合わんな(^_^;) 


地球の指揮所?らしい場所に藤堂さんもいたが、2199から3年たって役職なんだろ?2199では存在しないはずの「地球連邦」の極東管区行政長官で文民との設定だったが、腕のワッペンが"UNCF"。元軍人で現役復帰したとか?


HP等の情報では『地球連邦防衛軍』なる組織があるらしいが、冒頭12分で雪が配置についていた指揮所?には、2199と同じ "UNCF COSMO NAVY"ってエンブレムがあった。劇中で、連邦が成立するのか?


結局、金剛改型"宇宙戦艦"「ゆうなぎ」の所属は、『第二護衛駆逐艦隊』って言ってたな。てっきり、HPの誤りだと思ってたのに。おまけに『47番艦』って金剛改型の47番艦じゃなくて『第二護衛~』のそれに聞こえたが?番号でいちいち呼ぶかな?

2017年5月21日日曜日

バトルオーバー北海道 1/144 90式戦車



1/144の90式戦車をジオラマ仕立てにしてみました。

小林源文先生の「バトルオーバー北海道」のイメージです。

1/144 90式戦車 ジオラマ


1/144 90式戦車 ジオラマ


”霧島1号より、中隊全車。国道40号線を南下する敵機甲集団を視認。”
”全車、射撃開始”
「霧島21号、受信」
「11時方向、戦車、徹甲、1500、撃て!」



いうイメージです。


90MBTは、UCCの缶コーヒーのおまけだったものを使用。
90MBTは他に、WTMなどでも出ていますが、今回はUCC版を。
大きな違いは、風向センサーが建ってること?



で、やったこと。

・クレオスの”陸上自衛隊 戦車色カラーセット”で基本迷彩塗装。
  成型色のままでは、なんとなく透けててあんまりなので、一応基本塗装はしてみました。

・車体に 同じくクレオスのウェザリングペーストでウェザリング。
 陸自の戦車は、手入れがいいので普段はキレイですが、今回は戦場ジオラマですし、おまけに
 優勢な極東ソ連軍に押されて後退を続けている状況ですから、砂塵にまみれた状態に。

・乾燥パセリでバラクーダネットを再現
  現用戦車の擬装は、なにをおいても、まずはバラクーダネットですが、1/144でどう再現すればいいやら。
で、グーグル先生をたよって、”乾燥パセリを貼り付ける”という技を発見。早速やってみました。
買ってきたままの乾燥パセリだと欠片が大きすぎる気がしたので、適当に砕いた上で、木工用ボンドで固定。
なんか、厚みがありすぎる感じになっちゃいました。
他の素材も試してみたほうがよさそう。

・草の葉で車体擬装
陸自の戦車の演習写真をみると、バラクーダネットだけでなく、樹木や草の枝葉で丁寧に擬装しているのでやってみました。
基本的に、周辺の植生に合わせた擬装になりますので、今回は草葉に。
で、最初はファイバーグラスをカットして使ってみたんですが、これが腰がありすぎてまっすぐなままで不自然。情景模型の記事で材料のヒントを探して見つけました、”レンジふきん”!
着色した上で、繊維を毛羽立たせると、草原っぽくなるらしい。

まず、裏側から地面色(ブラウン等)で着色したあと、表側はグリーンで着色。
今回は、アクリガッシュで着色してみました。
で、色を塗ると当然、繊維が寝たり、くっつくので歯ブラシで繊維を立たせてやります。
それでも、繊維同士がくっついてしまうので、乾燥後、真鍮ブラシなど、細くて尖った硬いものを繊維の根本に差し込んで梳いてやると良いようです。

こうしてできた草原をカットして貼り付けることで、ジオラマ・ベースが完成。
あわせて、草っぱをカットして車体にマットメディウムで貼り付けました。


1/144 90式戦車 ジオラマ

1/144 90式戦車 ジオラマ

1/144 90式戦車 ジオラマ

1/144 90式戦車 ジオラマ

1/144 90式戦車 ジオラマ