2021年9月11日土曜日

PCオーディオ DAC交換しました- FX-AUDIO- DAC-SQ5J

 

しばらく、DAC DF1516+アンプ FX-502J PRO+スピーカー LS-5A でいろいろ聞いていましたが、ヤフオクで公式さん出品のFX-AUDIO-のDAC-SQ5J を落札したので交換してみました。


■スペック比較

         DigiFi付録DF1516         DAC-SQ5J

対応周波数    SPDIF 96KHz-24bit       SPDIF 192KHz-24bit

                          USB    96KHz-24bit

DACチップ    TI製Burr-Brown PCM5100A   TI製Burr-Brown PCM1794A


DSDネイティブ再生はできませんが、そこはまぁ、いいでしょう。圧倒的にFLAC形式が多いし。


FX-AUDIO-  DAC-SQ5J (2020/08/19 ヤフオクでNFJさんから購入)

FX-AUDIO-  DAC-SQ5J
楽天公式ショップより

FX-AUDIO-  DAC-SQ5J
楽天公式ショップより

FX-AUDIO-  DAC-SQ5J
楽天公式ショップより

FX-AUDIO-  DAC-SQ5J
楽天公式ショップより

FX-AUDIO-  DAC-SQ5J
楽天公式ショップより






一聴してみた感想。

システム接続図(DAC-SQ5J + FX-502J PRO + LS-5A)



これで、システムがDAC DAC-SQ5J+アンプ FX-502J PRO+スピーカー LS-5A になりました。
再生はWindowsPCのfoobar2000です。こいつで、DSD音源はPCM変換して再生しています。

DAC-SQ5Jは、USB入力だと96KHz-24bit、SPDI/Fだと192KHz-24bit。
ということで、PCのHDMI出力から音声分離機の入力してデジタル音声を取り出してDACには光で入力しています。
あんまり差がわからんが、USBより光の方が
電源ノイズの影響は少なかろうから、これでしばらく試していく。


とってもいい感じになりました。レンジも情報量も増え、解像度も増した感じですね。




保証期間が切れたら、オペアンプ交換を試します。




2021年8月29日日曜日

PCオーディオ DigiFi付録から 格安アンプ FX-AUDIO- ”FX-502J PRO”へ

 

2020年8月ころを思い出して書いています。


PCオーディオのハイレゾ対応(96KHz-24bit)をDigiFi 3号連続企画DF1516+DF1717で達成したのですが、聞きこむにつれて音に不満がでてきました。

Marantz LS-5A、TEAC LS-101 ともにコンパクトスピーカーですので重低音は期待していませんでしたし、それなりに出ているようなのでそっちはOK。
LS-5Aのほうが中低域が厚く音に実態感がある感じ、一方 LS-101は高域が華やか。

しかし、どっちもざっくりいうと、サ行が耳につくこと、全体的にザラザラして聞こえるというのは変わらず、気になりだしたら止まらない。


ということで、今度はアンプを変えてしまえ!ということに。

とは言いながら、お小遣いで買えるくらいで、かつPCオーディオ用というかデスクトップ使用ですからフルコンポ・サイズのものはちょっと(部屋というかデスク回りが散らかっていて置き場がないので無理)。

ここは最近巷で人気の中華アンプを試してみるか!といろいろ物色しましたが、Amazonあたりの購入者レビューを見ると大部分の評価が良くても、詳しい人が見たら噴飯ものの設計・製造技術だったりするようで。最小限の品質(左右チャンネルが正しく出力されるとかw)が保証されていそうなNFJ(ノースフラットジャパン)取り扱い品から選ぶことにしました。


◇FX-AUDIO- FX-502J PRO

で、選んだのは FX-502J PRO です。2020年8月15日に購入。

Amazon 製品ページ:
FX-AUDIO- FX-502J PRO TDA7498搭載 50W×2ch トーンコントロール機能搭載プリメインアンプ


FX-AUDIO- FX-502J PRO
NFJ FX-AUDIO- FX-502J PRO
NFJ楽天公式ショップより

FX-AUDIO- FX-502J PRO
NFJ FX-AUDIO- FX-502J PRO
NFJ楽天公式ショップより

FX-AUDIO- FX-502J PRO
NFJ FX-AUDIO- FX-502J PRO
NFJ楽天公式ショップより

□FX-AUDIO- FX-502J PROスペック
デジタルアンプ IC: STMicroelectronics社製 TDA7498
最大出力     : 50W+50W / 対応スピーカー: 4Ω~16Ω
入力端子     : ステレオRCA端子
出力端子     : 2chステレオスピーカー出力 (バナナプラグ対応金メッキスピーカーターミナル)
機能       : 負帰還式トーンコントロール機能搭載
電源       : DC12~24V 電源容量2A以上(4A以上推奨) ※電源別売
電源コネクター  : DCジャック 外径5.5mm 内径2.5mm (センタープラス仕様)
付属品      : 簡易説明書
サイズ      : 高さ33mm×幅97mm×奥行き123mm(突起部を除く)
重量       : 388g



◇DegiFi 付録DAC DF1516+FX-502J PRO + LS-5A まとめ

FX-502J PRO+LS-5A の組み合わせに変更してみた感想は、まず低音に締まりがでたこと。
次に、ザラツキが取れたこと。もっとも、高音がすこしやせたような気もするが、許容範囲で音自体の品位は向上しているし、やっぱりアンプを変更して正解だった。


で、今後の楽しみとして、同社の製品はオペアンプ交換が簡単にできるんですよね。

本機は、前段増幅とトーンコントロールにTexas Instruments製オーディオ用 オペアンプ「NE5532」をDIPソケット式で搭載しているので後日交換可能らしい。
事実、ネット上にはオペアンプ交換して音質チューニングした記事があるし、本機の場合、販売元のNFJのブログで交換レポートもしているくらい。





PCオーディオ DigiFi 付録DACとデジタルアンプを使ってみて

 

2020年8月ころを思い出して書いています。


◇DigiFi DF1516+DF1717+LS-5A

一応、ハイレゾ対応PCオーディオ環境が完成したので、リッピングしなおしたCDやらダウンロード購入したハイレゾ音源を聞きまくる日々を過ごしていました。
もともとは、CDはWMA形式でリッピングしていたのですが、あらためてFlac形式でリッピングしなおしました。


再生環境は、WindowsPCのFoobar2000でWASAPIで再生したデジタルオーディオ信号を、HDMIでいったんHDMI音声分離器に入力してSPDIFオプティカルでDAC(DF16、DigiFi No.16付録)へ入力。アナログRCAでパワーアンプ(DF171SP、DigiFi No.17付録)へ入力し、スピーカーMarantz LS-5Aをドライブするという構成です。96KHz-24bitまで対応となっていました。

※PS3は、PCないオズBlu-rayドライブでBDが再生できなくなったので(第2世代 Core-iなのにうっかり再生アプリをVerUpしたため)、BD再生機をして復活させたものです。

DigiFi 付録ベース PCオーディオシステム図
DigiFi 付録ベース PCオーディオシステム図

いろいろな手持ち音源を聞いているうちに、いくつか不満が。
なんか、音がザラザラして汚い気がしたり、サ行が耳について聞くに堪えない楽曲がでたり。
その一方で、高音部に華やかさが足りない気もするし。

そこで、スピーカーにインシュレータをはかせたり、サ行対策やザラツキ対策として木製がよかろうと桜材のキューブをスピーカー下に加えたりしたものの解決できず。

まぁ、Marantz LS-5Aは年季が入っているから、いろいろ劣化してるかもしれないし、とかなんとか、いい理由を見つけてスピーカーを変えてみることに。




DigiFi DF1516+DF1717+LS-101

デスクトップ使用なので、LS-5Aと同程度のサイズのものということで、中古でTEAC LS-101を購入(2020年8月4日)。 

TEAC LS-101
TEAC LS-101

□製品紹介ページ TEAC LS-101
□TEAC LS-101スペック
形         式         2ウェイ・2スピーカー、リア・バスレフ方式、非防磁型
ツイーター     20mm ソフトドーム
ウーハー     70mm コーン
最大許容入力 35W
定格入力         25W
インピーダンス
入力感度         87dB/W/m
周波数特性         75Hz ~ 25kHz
クロスオーバー周波数 12kHz
外形寸法(W × H × D) 116 × 182 × 167 mm(突起部含まず)
質量                 1.7kg / 台


エージングをしながら試聴してみた感じは、リアバスレフ型なのに狭い机上では背面の距離が不足して低音がボワンボワンと締まりがない?
でも、高域がきらびやかになった気がするし、音場もきれいに広がっていい感じ。

締まりがない低音は、リアバスレフ方式のLS-101を左右を棚に挟まれた狭い机の隅に設置、つまり部屋のコーナー設置みたいな置き方に原因があるのだろうと、LS-5A同様、桜材キューブで高さを稼いで机面の反射を防いだ上で、背面にウレタンをつっこんで、最後に内振りセティングにしたらかなりスッキリ。

でも、当然だがサ行が耳につく現象は変わらない。

また、音のザラザラ感もあんまり変わっていない気がする。


やっぱり、おまけデジタルアンプの限界なのかなぁ?





2021年8月22日日曜日

PCオーディオ入門期 ~ TW-S7から DigiFi DF1516 + DF1717 まで

 


■経 緯

◇PCオーディオ前夜(ノートパソコン時代)  

ノートPC内蔵スピーカーからZ305へ  

自宅パソコンは、長らくノートパソコン、それもPanasonic レッツノート一択で、いろいろなモデルを使ってきました。しかし、最初はパソコンで音楽を聴くなんてこともなく、せいぜいネット動画の音声が聞き取れればよい、というくらいの考えでした。

それでも、ノートパソコンの内蔵スピーカーは音量が小さすぎて話にならないので、Logicoolの Z305を愛用していました。

Z305は、USB接続(バスパワー&音声入力)でノートパソコンのモニター部にクリップオンできるスグレモノでした。音声的にも(用途的に)問題ないスグレモノでした。

難点は、その構造上音が左右に放射されるので正面ではセンターの音が弱くなってしまうことです。

Logicool Z305
Logicool Z305(画像は拾い物で、ノートPCはレッツノートではありません)

□Logicool Z305スペック
 再生周波数   150Hz ~ 20KHz
 入力      USB(電源共用)
 幅x高さx奥行き 324x40.3x41.8 mm
 重量     234 g




◇PCオーディオ黎明期 

TW-S7の購入  2010年10月

Logicool Z305は、これはこれで、値段の割に非常に好ましい音を出してくれていて、Youtubeあたりの動画を視聴するくらいなら特段不満もなかったのですが、CDをリッピングしてPCで聴くことが増えてくると、先に書いた難点が気になってきます。もう少しオーディオっぽく正面から音を浴びたいなぁ、と欲がでてきました。

そんなとき、雑誌HiVi 2010年5月号で Olasonic TW-S7が紹介されており、「これ、いいんじゃね?」と迷うこと約半年、結局、2010年10月下旬に注文、30日に届いたのでした。

Olasonic TW-S7 の何が良かったかというと、
Z305同様、USB接続だったことが大きかったように思います。バスパワー対応というだけでなく、デジタル・オーディオ信号の入力をかねていたこと、これが大事。
つまり、USB-DAC内蔵アクティブスピーカーだったことですね。

パソコン用アクティブスピーカーはアナログ入力製品も多くありますが、TW-S7はUSB-DAC内蔵(TI製 PCM2704)ですから、パソコンのアナログ音声を聴く悪夢から開放してくれるわけです。

 ※Olasonic TW-S7 
   アンプ:TPA3110D2 + DAC:PCM2704
   対応音声:PCM 48KHz-16bit(USB)

Olasonic TW-S7

□Olasonic TW-S7スペック
 再生周波数   60Hz ~ 20KHz
 入力      USB(電源共用)
 幅x高さx奥行き 
108x141x108 mm
 重量     950 g

◇DigiFi No.7付録アンプ  2012年8月購入

パソコン音声の再生環境としては、TW-S7に不満もなく愛用していたんですけれど、あるとき雑誌DigiFi(デジファイ)にOlasonicさん謹製のDAC内蔵デジタルアンプが付録として付くってはなしを聞きました。

なんか、TW-S7とほぼ同じ基板を使ったアンプだそうで、そうすると、手持ちのスピーカーとかいろいろ試せるじゃん!と思ってしまいました。

オーディオのどこをいじると一番音が変化するかって言うと、されは電気信号を音に変換している場所、スピーカーに決まっているわけですから、ひょっとすると、狭いパソコンデスク上ではありながらもっと良い音を楽しめるかもしれない!と思ったのです。


ということで、早速DigiFi(デジファイ)No.7を注文し、クローゼットから昔使っていたマランツ LS-5Aを引っ張り出したのでした。
とりあえず手持ちのスピーカーを使って見るわけです。

ちなみに、オーディオ系ICは、TW-S7と同じです。

 アンプ:TPA3110D2 + DAC:PCM2704
 アンプ部:最大出力 10W+10W(8Ω)
 DAC部 
:PCM 48KHz-16bit(USB)
 電源部 :5V(バスパワー)


DigiFi No.7付録のDAC内蔵デジタルアンプ
DigiFi No.7付録のDAC内蔵デジタルアンプ



Marantz LS-5A
Marantz LS-5A 1988年発売(?)
1990年にSONY TA-E1000ESDと一緒にリアチャンネル用に購入しました。

□Marantz LS-5A 

 方式        2ウェイ・密閉方式・ブックシェルフ型
 使用ユニット    低域用:10cmコーン型
           高域用:2.5cmドーム型
 インピーダンス   6Ω
 再生周波数帯域   80Hz~22000Hz
 出力音圧レベル   84dB/W/m
 クロスオーバー周波数2000Hz
 外形寸法      幅128x高さ204x奥行121mm
 重量        1.8kg






◇DigiFi No.15付録DDC+No.16付録DAC+No.17付録アンプ+LS-5A

そうこうするうちに、世の中にハイレゾなるものが登場したこともあり、CD音質とどれくらい違うのか試してみたい欲求が強まりました。残念ながら、TW-S7/DigiFi No.7付録デジタルアンプのデジタル入力は48KHz/16bit までですから、ハイレゾ音源を入手しても、ほぼほぼCD音質で再生される、ということになります。


ということで、比較的安価にハイレゾ体験をしたいと思っていたところ、雑誌 DigiFi No.15、No.16、No.17の3号連続企画があったことを後日しって、慌てて購入した、というわけでした。


-DigiFi付録によるハイレゾ対応システム

No.15付録:DF15 USB入力DDコンバーター 
No.16付録:DF16 ハイレゾ対応DAコンバーター(96KHz/24-bit対応) 
No.17付録:DF17 ステレオパワーアンプ x2台(デュアルモノラル構成)
そして、スピーカーはマランツ LS-5A


DigiFi付録 デジファイ付録 DF1516
DF1516 (No.15のDDCとNo.16のDAC)

DigiFi付録 デジファイ付録 DF1717
DF1717(No.17のアンプ2基とUSB電源アダプターを内蔵式に)



DigiFi付録によるハイレゾ対応システム接続図
DigiFi付録によるハイレゾ対応システム接続図


このあたりは、過去投稿を参照ください。

DigiFi(デジファイ)付録 DF1516 USB対応DAコンバーター用のケース自作

DigiFi(デジファイ)付録アンプ DF1717用ケースの自作









2020年6月13日土曜日

DigiFi(デジファイ)付録アンプ DF1717用ケースの自作


先日、DF1516 USB-DAC用のケースをアクリル板で自作しましたが、今度はDigiFi No.17付録アンプの2台使った、DF1717用ケースを自作しました。 


DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
完成!DigiFi デジファイ No.17付録アンプを2台収納(DF1717)するアンプケース




ケースを作る前の、DF1717SPの姿は下図。
雑誌にはステレオ・パワーアンプ DF17が1個付録についていましたが、DF1717SP(スーパーバリュー4点セット)として購入すると、DF17x2個とケーブル類、ACアダプター、そしてDF17 2台分の幅をもったアクリル板が入手できます。
組み立てると、下の画像のように2台のDF17がピッタリくっついて1台のアンプになります。
これを格納するアンプケースを今回アクリル板で自作してみました。
デジファイ DigiFi DF1717 ケース 自作
DF1717 フロント


デジファイ DigiFi DF1717 ケース 自作
DF1717 リア




■制作手順
1.現物の寸法を測る。
2.ケース設計 
デジファイ DigiFi DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース加工図

3.材料を揃える。  2mm厚アクリル板 18x32cm
 0.5mmアルミ板
 バナナプラグ対応スピーカーターミナル
 平型端子メス 256型
 フックアップ・ワイヤー(Mogami2516)赤1m/黒1m
 アルミ化粧足 インシュレーター
 USB電源アダプター
 MicroUSB L字ケーブル(TAYPE-A<=>MicroUSB)
 電源延長ケーブル 1m
 プリント基板取付ブラケット (M3用ネジ穴 L字型)
 3Mネジ、ナット類

4.工作
 アクリル板・アルミ板はPカッターやカッターナイフで切れ目を入れて、パリン!と割りました。RCA端子穴やネジ穴はピンバイスで3mm径の穴を開けたあと、リーマーで拡張。


■完 成 2020年6月12日

デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース
フロントパネル(1)
DF17 2台を左右に分割配置して、中央にはUSB電源アダプターを搭載しました。
効果があるかはわかりませんが、USB電源アダプターはコの字型に曲げ加工した0.5mmアルミ板の中に配置しています。電源ノイズからのアンプ部遮蔽と、あわせて左右chの分離を図りました。



デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース
フロントパネル(2)

DF17は、フロント側に電源(MicroUSB端子)とアナログ入力がありますので、アンプケース内部のUSB電源アダプターから電源用USBケーブルを伸ばすことにしました。そのため、L型端子のMicroUSB変換ケーブルを使用しています。
デュアルモノラル構成なので、アナログRCA端子は、DF17それぞれ片側だけに入力します(L型プラグが刺さっている端子にDigiFi No.15、No.16付録からなる、USB-DAC ”DF1516”から入力します)。



デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作
DigiFi DF1717 アンプケース
リアパネル(2)
リアパネルに固定したスピーカーターミナルとDF17本体は、DF17のプッシュ式スピーカー端子からフックアップ・ワイヤーを使って接続しました。  



■感 想

完成後、早速DF1516と接続してハイレゾ音源を再生してみました(接続図は下図を参照)。
デジファイ DigiFi No.17 付録 DF17 DF1717 ケース 自作

今回、スピーカーケーブルも新調したからか、はたまた電源系を変更したからか、アルミシールドで物理的に左右チャンネルをセパレートしたからか、音が良くなったような気がします(まぁ、スピーカーケーブル変更が聞いたんでしょうけれど)。 




2020年5月23日土曜日

DigiFi(デジファイ)付録 DF1516 USB対応DAコンバーター用のケース自作


DigiFi(デジファイ)付録 用アンプケースをアクリル板で自作しました。

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
デジファイのDF1516 USB対応DACと自作アクリルケース

書斎のメインPCのオーディオ系は、雑誌DigiFi の付録(No15 DDC+No16 DAC + No17 Amp x 2台)で マランツ LS-5A Speakerを駆動しています。
いままで、基板むき出しで使用してきましたが、思い立ってケースを自作することにしました。


最初に、DF1516 USB対応DAコンバーターのケースを自作しました。


■対象システムの紹介
ステレオサウンド社から発行されていた雑誌に ”DigiFi(デジファイ)”というものがありました(現在 休刊中)が、この雑誌にたびたび デジタル・オーディオ入門キットが付録としてついてきていました。
USB DAC 付デジタルパワーアンプとか、USB入力DDコンバーター、ハイレゾ対応DAコンバーターとかが雑誌付録について来るという画期的なことがありました。
で、わたしは書斎のメインパソコンのオーディオ用にこれらを使っていたというわけです。


DigiFi デジファイ付録 ケース 自作

No.15付録:DF15 USB入力DDコンバーター 
No.16付録:DF16 ハイレゾ対応DAコンバーター(96KHz/24-bit対応) 
No.17付録:DF17 ステレオパワーアンプ x2台(デュアルモノラル構成)
※実際は、DF1516SPDF1717SPという付録だけ集めたバリューパックの形で購入しました。

これらでマランツ LS-5Aという大昔の2ウェイコンパクトスピーカーを鳴らしています。



音源は、
・CDをリッピングしたFLACファイルをfoobar2000で再生した音声
・ダウンロード購入したハイレゾ音源をfoobar2000で再生した音声
・Youtube等の動画音声
・パソコン内蔵Blu-rayプレーヤーやPS3(古!)で再生したパッケージソフトの音声
になります。



■制作手順
1.現物の寸法を測る。
2.ケース設計 
DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
DF1516 フロントパネル/ボトムシャーシー加工図

3.材料を揃える。  2mm厚アクリル板 18x32cm
 3Mネジ、ナット類
 交換用ボリュウムノブ
 アルミ化粧足 インシュレーター
 トグルスイッチ
 ジャンパーケーブル
 プリント基板取付ブラケット (M3用ネジ穴 L字型)
4.工作
 アクリル板はPカッターで切れ目を入れて、パリン!と割りました。端子やボリューム、ネジ穴はピンバイスで3mm径の穴を開けたあと、リーマーで拡張しました。


■完 成 2020年5月23日 

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
ノートPCにつなぐとこんな感じ。
いつもは、この背面のアナログアウトをパワーアンプ DF17に入力していますが、トグルスイッチ右下の3.5mmステレオアウトにヘッドフォンをつなぐこともできます。
早速ノートPCとUSB接続して96K/24bitのハイレゾ楽曲を再生してみました。
向かって左に、D F15 DDコンバータが内蔵されています。DF15は、USB入力された信号をSPDIF信号に変換する基板です。
右側にはDF16 DAコンバータが位置しており、DF16は専用端子でDF15のデジタルアウトを入力したり、背面の同軸端子または光端子にデジタル入力に外部機器から入力することもできます。
で、同軸/光の入力切替はジャンパーピン方式だったので、今回、フロントパネルにトグルスイッチをとりつけました。



DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
左側のLEDは、USB入力されたデジタル信号の種類を表示しています。
左4つがサンプリング周波数44.1/48/88.2/96 KHz、右2つがビットレート16/24 bit。写真は 入力が96KHz/24bitであることをしめしています。

DigiFi デジファイ付録 ケース 自作
2mm厚アクリル板を使ったこと、加工精度が悪いことから天板とシャーシが反ってしまいました。
本来、DF1516のシャーシとなる一枚物のアクリル板とインシュレータ取り付け用ナットが干渉したため、アクリル板をDF1516の天板位置に移動させています。
これにより、DF15-DF16間専用コネクターに無理な力がかかることを防いでいるつもり。



さぁ、つぎはDF1717(パワーアンプ)のケースを作らなきゃ。

2020年2月22日土曜日

マイクロエース(旧 エルエス) 1/144 F-14A「ゼロ・キラー」


F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14A VF-84 / AJ202 ”ゼロ・キラー” 
F-14A-95-GR / BuNo.160401

2020/03の映画「ファイナル・カウント・ダウン」 Blu-ray発売を記念して、VF-84のF-14A AJ202を作ります。下2枚の画像がモデルです。


映画「ファイナル・カウント・ダウン」よりAJ202
垂直尾翼のモデックスナンバーが未記入に見えます。
あと、グローブベーン収納部下面のECMアンテナはなし(Revellのキットにあるやつ)。

映画「ファイナル・カウント・ダウン」のエンドロールより。
インテーク上面のグレー帯が左側だけですね。


■製作の様子

元キットは、マイクロエースの「F-14B VF-103”JOLLY ROGERS LAST CRUISE”」。
これは、旧エルエスのF-14Aに B型改造パーツ(チンポッド、エンジン・ノズル)、追加パーツ(ドロップ・タンク、パイロン、ランチャー)、カルトグラフデカールを同梱した3機セット商品です。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
元キットの「F-14B VF-103”JOLLY ROGERS LAST CRUISE”」と、付属するB型用パーツ

このキットをベースにA型として製作、デカールはアシタのデカールの”ゼロ・キラー 1941”と
元キットの一部を流用しました。
武装の、AIM-54x2、AIM-7Fx2、AIM-9Lx2は旧エルエスのAIRCRAFT WEAPONS NO.2から。



旧エルエスのF-14はコクピットがガランドウなので、RevellのF-14Aからコクピット関連諸々を”おゆまる”でコピーしました。写真にはありませんが、AIM-54ランチャーもコピー。


F-14 VF-84 1/144 トムキャット
”おゆまる”でコピーしたコクピット、シート


で、コクピットの計器盤もRevellのデカールをコピーを元に、ミラクルデカールで自作。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
ミラクルデカールでコピーを元にメリハリ強調した計器盤デカール。



おゆまるコピーしたコクピット、計器盤を元キットの機首に組み込んだ状態。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
コクピットのコピーパーツを組み込んだところ。


いよいよ、機首部分を胴体に接着したところ。ドラ猫っぽくなってきました。
主翼は後ハメ加工したので、すでに胴体上下も接着済みです。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
機首と胴体を接着した様子



基本塗装を行います。最初に下面やスタビライザー、主翼動翼部をC316 ホワイトFS17815、下面等をマスキングして上面をC315 グレーFS16440、でアンチグレア、翼前縁のシルバーを塗装。
その後、クリアーを吹き墨入れをしました。ハイビジ時代なのであまり汚れに見えないように。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
各部の基本塗装が終わり、クリアを吹いた後、スミ入れまで完了。
主翼は後ハメ加工してある。



機首ピトー管を追加した後、垂直尾翼や脚を取り付ける前にデカールを貼りました。
そもそも、垂直尾翼のデカールも胴体接着前のほうが貼りやすいので。
機首ピトー管は、外径0.5mm/内径0.3mmの真鍮パイプに外径0.3mmの金属線を通して作りました。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
大きなデカールを貼り終わった状態。
機首ピトー管は外径0.5mm/内径0.3mmの真鍮パイプと外径0.3mmの金属線の組み合わせです。 

F-14 VF-84 1/144 トムキャット



ここらで、パイロットを作ります。
ジオラマ用の汎用フィギュアセットから元になりそうな坐像をもってきて作りました。
前席パイロットは脚が入らなかったので膝あたりでカット。2体とも右腕は金属線を芯にパテ、瞬着で作りました。
酸素ホースをアーティストワイヤー0.2mmで作ってみました。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
パイロット 2体と元になった汎用フィギュア。
真ん中が前席パイロットで左を見つつ敬礼しているポーズ。
左端は後席RIOで右側をみつつ右手で計器盤上部を掴んでいるポーズ。






パイロット2体をコクピットに座らせて、フェイス・カーテン・ハンドルをシートに追加した状態。フェイス・カーテン・ハンドルは0.2mmのアクセサリーワイヤーで作りました。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
前席パイロットは機体左側に向かって敬礼、RIOは右側に顔を向けています。


吊るしものは、映画「ファイナル・カウント・ダウン」の登場シーンに合わせてAIM-54x2。AIM-7Fx2、AIM-9Lx2をウエポンセットから用意。
F-14 VF-84 1/144 トムキャット
ミサイルの識別帯はフリーハンドで筆塗りしたのでアップにできません。




■完成!

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144


F-14 VF-84 1/144 トムキャット
F-14 ”トムキャット” VF-84 /AJ202 1/144

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
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機首ピトー管、右側面のプローブも作ってみました。あと、時代ゆえ、全体的にパネル・ラインが少なくて寂しかったので、
胴体後部背面を中心にモールドを追加してます。

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
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機首両側面のプローブが追加してあります。

F-14 VF-84 1/144 トムキャット
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エンジン・ノズルのエッジが分厚いママです。

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コクピットをRevellからコピーしたので元キットにはなかったノーズ・ギヤ収納部が追加できました。