フジミの1/144キット「鍾馗・雷電2」、2in1キットから局地戦闘機「雷電」21型を製作します。
局地戦闘機「雷電」は、零式艦上戦闘機の設計者、堀越二郎さんが設計主務者を務めた海軍の防空戦闘機。要求性能を満たすため爆撃機用大馬力エンジン「火星」を採用したため独特の形状になりました。
局地戦闘機「雷電」の各型は下記ですが、主力生産型は21型です。
14試局地戦闘機 J2M1
雷電11型 J2M2
雷電21型 J2M3
雷電32型 J2M4 排気タービン装備型。テストのみ
雷電33型 J2M5
雷電31型 J2M6
パッケージ
フジミ 1/144キット「鍾馗・雷電2」 右下の囲み絵が雷電です。 |
キットの組立説明にも塗装指示がありますが、他メーカーのキットの説明も睨みつつオレ雷電にしようと思います。
参考資料は、毎度おなじみ、「世界の傑作機No.60『海軍局地戦闘機「雷電」』」です。
このフジミの雷電 1/144のキットでは、推力式排気管が省略されていますので、自作します。
ピンバイスで穴をあけて、ペンチで潰したアルミ管を接着してみました。
こちらは フジミ 1/144 雷電の胴体。成型色違いの同社キットの写真。 |
カウルフラップの境目を開口、アルミ製自作排気管を接着した姿が 次の2枚。
雷電 1/144 左側面 |
雷電 1/144 右側面 |
次に、主翼の20mm機銃とピトー管も改造します。
今回製作するのは雷電21型ですので、主翼の20mm機銃 4門を装備しています。
内側が長銃身の99式20mm 2号4型、外側が銃身が短い99式20mm 1号4型です。
ところが、キットでは、内側の長銃身のみ再現され、外側は省略。また、銃身が主翼前面から突き出している部分の涙滴型カバーもありません。
また、銃身自身も太すぎるようです。
そこで、キットの銃身を切り取り、0.4mm洋白線に変えてみました。
銃身付け根は瞬間接着剤でカバーの膨らみを表現してみます。
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